庭木が元気に育つには、剪定や土壌管理の他にも肥料を与えるタイミングやその木の状態にあった肥料など、正しく与えることが重要です。
ここでは、そうした肥料の種類やタイミングなどをご紹介します。
まずは、肥料の種類ですが、腐葉土などの有機肥料と化成肥料などの無機肥料に分けられます。
有機肥料には鶏フン、牛骨粉等の動物系、腐葉土、油かす、生ゴミ等の植物からできている肥料で、特徴としては、遅効性で効き目も長期間続きますが、虫が付く恐れがあります。しかし栄養が豊富なので元肥に向いています。
無機肥料は、化学的に合成され、製造された肥料のことです。品種や状態の違いによって、適切な栄養要素を使い分けることが出来ます。また、匂いもなく、虫も付きません。
しかし、水にとけやすく即効性がありますが、流されやすく、長期間使用すると土壌障害の原因となる恐れがあります。
肥料のタイミングに関しては、各庭木の状態や種類によってタイミングは、まちまちですが、一般的に元肥(春の芽吹きを促進、木に体力をつける)は、12月~2月に有機肥料を「つぼ肥」(樹冠の真下に数ヵ所穴を掘り肥料を施す)し、分量の目安としては根元直径が5cmで1kg、1mまでのものは、0.1~0.3gくらいを与えるのがよいでしょう。
また、木々に感謝をこめて、5月~7月くらいに追肥(お礼肥)も忘れずに。
次に一般的な追肥の方法ですが、大まかに庭木の大きさを高木(5mくらい)、中木(2mくらい)、低木(1mまでのもの)に分けて考えます。
高木・中木は「つぼ肥」、または「輪肥」(根株の周りに輪状に浅い溝を掘って肥料を施す)を、低木は「置肥」(固形肥料を草花や樹木の根元等の表面に置く)がよいです。
また、種類としては緩効性のものを、分量の目安として高木が300~500g、中木は100~150g、低木は20~50gがよいでしょう。